鎌倉時代が起源とされる「入来神舞」 豊穣に感謝、20人勇壮に舞う 薩摩川内・大宮神社

 2022/11/24 07:30
豊作に感謝し、厳かに奉納される入来神舞=23日、薩摩川内市入来町浦之名
豊作に感謝し、厳かに奉納される入来神舞=23日、薩摩川内市入来町浦之名
 鹿児島県薩摩川内市入来の大宮神社で23日、県指定無形民俗文化財の「入来神舞」が奉納された。保存会メンバーや地元の子どもたち約20人が参加。五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し、雨による中断を挟み2時間かけて舞った。

 境内に約30畳の舞台を設置。太鼓と笛の演奏に合わせ、小中高生が刀を片手に白ばかまで舞ったり、色とりどりの面をかぶった鬼神5人が弓矢やなぎなたを振るったりした。

 鎌倉時代が起源とされる入来神舞は、例年11月23日と大みそか深夜から元旦にかけて奉納される。36演目で構成されるが、太平洋戦争による中止などを経て、現在は「剣舞」や「四方鬼神舞」といった一部演目のみ演じる。

 小学1年から剣舞に参加している川薩清修館高校1年の光瀬寿哉さんは「全国に知れ渡ってほしい伝統。今日は不十分な出来だったので、大みそかでまた頑張りたい」と力を込めた。

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