「自衛隊に若者の個人情報提供しないで」 市民団体が鹿児島市の方針に反対訴え署名活動

 2022/11/28 10:00
市民団体の話に耳を傾ける女性=27日、鹿児島市東千石町
市民団体の話に耳を傾ける女性=27日、鹿児島市東千石町
 市民団体「市民の市政をつくる会」など3団体は27日、自衛官を募集する自衛隊へ鹿児島市が若者の個人情報を提供する方針に反対し、天文館でシール投票と署名を呼びかけた。募った署名は12月5日、市へ提出する。

 市は10月27日の個人情報保護審議会で、2023年度から紙媒体で防衛省に提供することを報告していた。提供を希望しない人の除外申請制度も設ける方針。

 これまでは、18、22歳の市民の氏名や住所といった情報を、自衛隊員が書き写していた。国の通知などを踏まえ提供方法を変更する。市はこの問題について、審議会に諮問していない。

 市の方針に異論を唱える園山絵理市議は「やり方があまりにも拙速。反対の声も踏まえ、市民に必要性を問うべきだ」と訴えた。シール投票では、市の方針に「賛成」が2票、「反対」が105票、「どちらともいえない」が17票集まったとしている。