メーカーから航空機納入遅れ、ピーチに欠航 年末から年始にかけ鹿児島-関西便など

 2022/11/29 21:30
鹿児島空港を飛び立つピーチ機=霧島市(資料写真)
鹿児島空港を飛び立つピーチ機=霧島市(資料写真)
 格安航空会社のピーチ・アビエーションは29日、年末から2023年1月にかけて、鹿児島-関西線の一部を含む92便を欠航すると発表した。メーカーからの航空機納入が遅れ、機材繰りがつかないため。5905人が予約済みで、今後払い戻しやほかの便への振り替えを進める。

 鹿児島-関西便は12月29〜31日、1月1〜3日、5〜9日、13日の午後8時55分鹿児島発と、午後6時55分関西発の計24便が対象。1065人に影響する。そのほか関西と新千歳、那覇を結ぶ線も欠航がある。

 エアバス社が製造する「A321LR」1機の納品が遅れた。ピーチ社は「世界的な供給網の混乱が影響した」と理由を説明し、1月14日以降は「今のところ欠航予定はない」とした。