ノロウイルスの食中毒、2年9カ月ゼロ 理由は? 鹿児島県内
2022/12/02 14:21

啓発チラシを受け取る歩行者=鹿児島市
県と鹿児島市のデータによると、ノロウイルスによる食中毒は20年2月28日、鹿屋市で集団発生して以降、確認されていない。県内で1年以上確認されないのは記録が残る1998年以降で初めて。これまで2017年71人、18年125人、19年33人など毎年確認されていた。
ノロウイルスは感染力が極めて強く、アルコール消毒が効きにくい。二枚貝などの貝類のほか、感染者の嘔吐(おうと)物や便に存在。調理者を介した食品汚染による食中毒発生が多いとされる。
特に冬に増えることから県食品衛生協会は11月30日、12月1日、各地で街頭キャンペーンを展開した。肥後辰彦会長(84)は「引き続き手洗いの徹底、加熱して食べることなどを心掛けてほしい」と話した。
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