肝付・錦江またぐ山間部に風力発電計画 12基、出力5万1600キロワット ジャパン・リニューアブル・エナジー、26年着工予定
2022/12/02 12:22

計画想定区域は約1765ヘクタール。最短で2026年に着工、28年の営業運転開始を見込む。発電所出力は約5万1600キロワットの予定で、電力量は一般家庭3万4000世帯分に相当する。発電機の高さは約160メートル、風車は直径120~130メートル。
区域内には計88戸の民家、区域から約1.6キロ先には大原小学校(錦江町)がある。12基の具体的な設置位置は未定で、今後、現地調査などを踏まえて絞り込む。選定理由について「安定して強い風が吹くこと」などを挙げている。
区域の約1.5キロ先の肝付町内には、同社が別の風力発電施設事業を計画し、環境アセスは4段階(配慮書、方法書、準備書、評価書)のうち、準備書の段階。来年1月6日まで同町役場などで縦覧できる。同社は「地元行政も脱炭素に積極的。地域特性を生かして事業を進めたい」としている。
あわせて読みたい記事
-
奄美の世界遺産活用 官民連携組織が市に提言 自然保護活動へ協力金盛り込む2月3日 22:30
-
鹿屋・串良の鳥インフル陽性 2万4000羽を殺処分へ 大隅で初、鹿児島県内で今季13例目2月3日 22:17
-
都城管内の75人含む406人新たに感染 6人死亡 新型コロナ・宮崎3日発表2月3日 20:15
-
新型コロナ 鹿児島県内で新たに668人感染、5人死亡
2月3日 16:02 -
12月の外国人宿泊客、前年の11倍増 コロナ禍前の2019年比は85.3%減 鹿児島県内2月3日 14:15
-
(更新)横断歩道を渡っていた74歳女性、車にはねられ死亡 指宿市の国道226号2月3日 13:45