反撃能力は「自民の悲願。米国の手下になれる武器」 防衛ジャーナリスト半田氏が鹿児島市で講演

 2022/12/04 10:00
講演する半田滋氏=3日、鹿児島市
講演する半田滋氏=3日、鹿児島市
 国の防衛政策を考える集会が3日、鹿児島市であった。防衛ジャーナリストの半田滋氏(67)=東京、が講演し、反撃能力(敵基地攻撃能力)について「自民党の悲願。台湾有事で米国の手下となれる武器だ」と指摘、米国支援策の側面があるとした。

 自民党は2013年から反撃能力保有を提言しており、「必要に迫られているのではなく、ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル発射にかこつけている」と非難。中国の台湾侵攻に米国が軍事介入した場合、米軍が攻撃されることで日本の存立が脅かされる「存立危機事態」と認定される可能性があり、「日本は中国に先制攻撃することになる」と話した。

 政府与党が防衛費倍増を求める理由の一つに米国からの防衛装備品購入額の激増を挙げ、「国民は税金で尻ぬぐいさせられている」と批判した。集会は自治労鹿児島県本部女性部が主催した。