かごしま水族館生まれのイルカ「イブ」繁殖のため福岡へ 惜しまれながらトラックで出発

 2022/12/04 12:45
元気な姿を見せていたハンドウイルカのイブ=鹿児島市のかごしま水族館
元気な姿を見せていたハンドウイルカのイブ=鹿児島市のかごしま水族館
 鹿児島市のかごしま水族館が飼育していたハンドウイルカのイブ(雌、5歳)は11月25日、マリンワールド海の中道(福岡市)に移った。繁殖のために動物を貸し借りするブリーディングローンで、近親交配を避ける目的。かごしま水族館のイルカは8頭になった。

 イブは2016年12月31日に同館で生まれ、育ったことから成長を見守るファンが多かった。水槽から引き揚げられたイブは、体への負担を軽減するため、水やぬれたスポンジが入った専用コンテナに収容された。多くの飼育員に惜しまれながらトラックで出発した。

 同館は空いたイルカの飼育スペースを活用し、人工授精による新たな繁殖を計画する。展示課主幹の久保信隆さんは、別れを悲しみながらも「一層繁殖に力を入れたい」と語った。