大リーグ大谷翔平選手のユニホーム、「上限2000万円」と決めて挑んだオークション 2年連続で落札した日本人の思いとは

 2022/12/04 15:13
日栄産業の今針山栄二会長=鹿児島市のマルヤガーデンズ
日栄産業の今針山栄二会長=鹿児島市のマルヤガーデンズ
■今針山 栄二(いまはりやま・えいじ)さん=鹿児島市

 米大リーグの公式チャリティーオークションで、エンゼルスで活躍する大谷翔平選手のサイン入りユニホームを2年連続で落札した。「今年は70歳の節目の年。何か形として後世に残したかった」と思いを明かす。

 上限を2000万円と決めて挑んだ1回目の昨年。世界中から入札がある中、13万210ドル(当時約1430万円)で落札した。史上最高額にも「想定よりも安く、何とか落とせて一安心した」。2回目の今年は値動きを読み、待ちの姿勢で最終日に入札。2万5010ドル(同約338万円)で勝ち取った。

 入手後は展示依頼が多く、「鹿児島の子どもたちが見て、一人でも多く目標を持ってくれればうれしい」と期待する。「大谷選手は世界の顔。宝が日本以外に渡ってしまってはいけない」と、来年以降の落札にも意欲を見せている。

 県内でモスバーガー6店をフランチャイズ展開する日栄産業(鹿児島市)の会長。1985年にフランチャイズを始め、現在はパート・アルバイトを含め従業員は約250人。1店舗当たりの売り上げは、全国平均の約3倍という。「お客さんから支持されないと成り立たない仕事。安心安全な商品を提供してきた積み重ねによって、信頼を醸成できている」と長く愛される秘けつを話す。

 今年9月に社長を次男に譲ったが、これからも地域に根ざした店づくりを見守り、鹿児島の発展につなげていくつもりだ。鹿児島市で妻と2人暮らし。車が趣味の70歳。

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