哨戒機の部品が飛行中落下か 長さ10センチ、重さ3グラムの棒状 海自鹿屋基地

 2022/12/05 07:03
P1哨戒機=鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地(資料写真)
P1哨戒機=鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地(資料写真)
 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)は4日、第1航空隊所属のP1哨戒機1機の部品を紛失したと発表した。飛行中に落下した可能性があり、原因を調べる。

 基地によると、紛失したのは機体後部にあり機体の静電気を放電するための部品。棒状で長さ約10センチ、直径約5ミリ、重さ約3グラム。材質は確認中。

 飛行経路上の鹿屋市、東串良町、肝付町、鹿児島市(喜入)、南九州市、枕崎市、南さつま市の各自治体に連絡したが、被害の報告は入っていない。

 哨戒機は基地を3日午後6時49分に離陸し、4日午前1時33分に着陸した。着陸後の点検で紛失が分かった。