【サッカーW杯】日本、8強入りならず、でも…「感動、勇気をもらった」 鹿児島のファン、選手の奮闘たたえる

 2022/12/06 10:27
日本がPK戦で惜敗して肩を落とすサッカーファン=6日午前2時43分、鹿児島市のキャパルボホール
日本がPK戦で惜敗して肩を落とすサッカーファン=6日午前2時43分、鹿児島市のキャパルボホール
 サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で5日(日本時間6日未明)、8強入りに挑んだ日本がPK戦の末、クロアチアに敗れた。鹿児島市のパブリックビューイング(PV)会場に駆けつけたサポーターは、「感動した」「勇気をもらった」と前回準優勝チームと互角に渡り合った日本代表をたたえた。

 PVは鹿児島市のキャパルボホールであった。一番乗りは、薩摩川内市入来の飲食店オーナー重永雄二さん(59)。「歴史的な一戦になる」と試合開始2時間前に到着したという。

 約100人が手拍子を送る中、キックオフ。前半43分、前田大然選手が先制ゴールを決めると、ユニホームを着たサポーターが両手を突き上げて飛び跳ね、喜ぶ。鹿児島市春日町の自営業木村真緒さん(30)は「点が入って少し気持ちが落ち着いた」と笑顔。「後半は三笘薫選手が出場して活躍してくれるはず」

 後半10分、追いつかれる。延長戦に入っても両者譲らず、勝負の行方はPK戦へ。サポーターが祈るように胸の前で両手を握り合わせ、画面を見つめる。相手の4人目が決めて敗退が決まると、あちこちで悲鳴が上がった。頭を抱えて崩れ落ちる人も。鹿児島市桜ケ丘5丁目の大学生中池陸斗さん(20)は「悔しい。でも、最後まで諦めない選手に感動した」と話した。

 「ベスト8の壁は高かった」。手作りのユニホーム姿で応援した鹿児島市池之上町の会社員徳田寛大さん(23)は選手に感謝した。「1次リーグでドイツとスペインに勝ち、勇気をもらった。4年に1度、心を熱くしてくれるW杯は最高です」