渡辺組など6団体とグランプリ製作チームを表彰 南日本広告文化賞

 2022/12/07 10:36
南日本広告文化賞グランプリの表彰を受ける渡辺組の渡辺丈社長=6日、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテル
南日本広告文化賞グランプリの表彰を受ける渡辺組の渡辺丈社長=6日、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテル
 第18回南日本広告文化賞(南日本広友会、南日本新聞社主催)の表彰式が6日、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテルであった。「平凡な日常にこそ、幸せはある。」でグランプリに輝いた渡辺組(同市)をはじめ、入賞した6団体とグランプリ制作チームに賞状や賞金が贈られた。

 最高賞は8月1日の南日本新聞に掲載。ウクライナの国旗を思わせる青と黄色を背景に、平和へのメッセージを添えた。あいさつで渡辺丈社長は「ロシアによるウクライナ侵攻で何かしたいという気持ちから生まれた。戦争が1日でも早く終わり、平凡な日常が訪れることを願っている」と話した。

 審査委員長を務めた陶芸家の十五代沈壽官氏は「厳しい現実に対して挑戦的な広告。制作チームの勇気が感じられた」と講評した。

 同賞は読者と企業の双方に役立つ新聞広告づくりが目的。今年は54点の応募があった。入賞作品は16日まで南日本新聞社4階ロビーに展示する。