「契約不履行」と新電力を806万円損賠提訴へ 事業撤退で庁舎や学校など13施設への電力供給停止 大崎町
2022/12/08 12:26

大崎町役場
提訴先は「ウエスト電力」(広島市)。町総務課によると、町は一般競争入札を経て同社と、庁舎や体育館、学校など13施設の今年1~12月の電力供給契約を締結した。しかし3月末、同社から電力小売り事業を撤退する連絡があった。
4月までで供給が停止され、町は5月以降、九州電力から供給を受けている。今回、金額が確定した5~10月分料金の九電との差額分を求め提訴する。11、12月分は料金が確定し次第、順次請求する方針。
町によると、同社を巡っては県外自治体でも同様の事例が起きており、提訴すれば県内で初。同社は「訴状や内容が分からないのでコメントできないが、契約に沿って真摯(しんし)に対応したい」としている。
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