「赤グモ軍団」花園を駆けろ 全国高校ラグビー44年ぶり出場の加治木工 横断幕を新調

 2022/12/09 15:05
「加治木工業ラグビー部」と大書きされた新しい横断幕=姶良市加治木
「加治木工業ラグビー部」と大書きされた新しい横断幕=姶良市加治木
 鹿児島県姶良市加治木で広告看板を手がける美光社が、全国高校ラグビー大会(27日開幕、東大阪市花園ラグビー場)に44年ぶりに出場する加治木工業高校ラグビー部の新たな横断幕を製作している。校名と同部の愛称「レッドスパイダーズ」にちなんだクモを描き、同校卒業生の美坂幸一社長(53)は「地元の思いが詰まっている。選手は勇気をもらえるはず」と話す。

 燃えるような赤色で縦1.3メートル、横7メートル。ラグビー部保護者会と、大会終了後に「卒部」する3年生が部に寄贈するため製作を依頼した。4度の県予選優勝を示す四つの金星も入れられている。

 チームには「完全粘勝」や加治木の名勝蔵王岳にちなむ「蔵王魂」の応援メッセージが書かれた横断幕はあるが、学校名が分かりにくかった。美坂さんは「きれいな赤を出すのに調整を繰り返した。仕上がりはいい」と語る。

 美坂さんと同級生で、保護者会の山口博一さん(52)=同市加治木町反土=は「加治木で作った横断幕で花園の応援ができればうれしい。選手に負けないくらい声を出したい」。妻ひとみさん(52)と、花園に出場する3年蒼太さんの2人の兄も卒業生。花園応援にかける家族の思いは強い。

 加治木工の名を全国に知らしめる横断幕は近く完成し、花園では“赤グモ軍団”の背中を押す。