期限切れ小児用ワクチンを10人に誤接種 霧島市の医療機関

 2022/12/09 08:00
ワクチン接種(資料写真)
ワクチン接種(資料写真)
 鹿児島県霧島市は8日、市内の民間医療機関1カ所が新型コロナウイルス対策の小児用(5~11歳)ワクチン接種で、計10人に有効期限を超過したワクチンを誤接種していたと発表した。

 市によると、有効期限が11月30日の小児用ワクチンを、誤って12月3日に7人、6日に3人に接種していた。毎日行っている有効期限の確認作業が不十分だった。医療機関は被接種者の保護者に電話で経緯を説明し謝罪。これまで重篤な副反応に当たるケースはないという。