女性賃金は男性の74.6%止まり 「出産、結婚でキャリア中断影響」 20年厚労省調査、鹿児島県内

 2022/12/09 12:44
 鹿児島県は8日、2020年6月時点の一般労働者の所定内給与額(残業代など除く)で男性に対する女性の賃金の割合は74.6%にとどまると報告した。給与額は男性28万5100円、女性21万2800円だった。県議会一般質問で、岩重礼議員(自民、鹿児島市・鹿児島郡区)の質問に、奥一彦男女共同参画局長が答弁した。

 厚生労働省が毎年6月に実施する賃金構造基本統計調査によると、20年までの10年で県内の男性に対する女性の賃金の割合は11年の67.7%が最低。その後は72~74%台で推移している。

 男女差が生じる要因について、県男女共同参画室は「一般的に女性管理職の割合が低いことや、出産や結婚でキャリアが中断されて勤続年数が短いことなどが影響しているとみられる」と話した。

 県は答弁の中で、19年度の県内民間事業者での女性管理職の割合も紹介。部長級14.1%(前年度比1.9ポイント増)、課長16.2%(同1.9ポイント増)、係長33.4%(同10.8ポイント増)だった。

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