指宿有料道路 障害者割引対象拡大へ タクシーなど登録外車両も半額対象 鹿児島県、22年度末

 2022/12/15 14:09
 鹿児島県は14日の県議会総合政策建設委員会で、指宿有料道路の通行料金を半額にする障害者割引の対象を拡大する県道路公社の方針を説明した。同様の動きがある全国各地の有料道路とともに、2022年度末の実施を目指すという。

 県によると、区間は鹿児島インターチェンジ(IC)-山田IC付近立迫橋(3.3キロ)と谷山IC-頴娃IC(29.2キロ)。現在は身体障害者手帳や療育手帳の所有者1人につき、登録車両1台しか割引を受けられない。今後、県議会が関係議案を議決し、国土交通省から事業変更の許可が出れば、タクシーやレンタカーなど登録外の車両も半額の割引を受けられる。