何もかも「高」かった…中小企業の社長さんが選んだ今年の漢字 2位以下も厳しい経営環境反映

 2022/12/16 15:00
中小企業の経営者が選んだ今年の漢字
中小企業の経営者が選んだ今年の漢字
 物価高、仕入れ高、最低賃金高-。大同生命保険は、鹿児島県内中小企業経営者が選ぶ2022年の漢字が「高」だったと発表した。全国も同じで、物価高騰など急激な環境変化に直面する厳しい経営環境が浮き彫りになった。

 「高」は県内で8人が選び最多だった。「原材料が高騰し経営が苦しい」(50代製造業)、「材料や人件費など値上がりして大変」(60代建設業)といったコメントが寄せられた。

 2位は「苦」「耐」「忍」。いずれも4人が挙げ、新型コロナウイルス禍を「忍耐で乗り越えたい」(60代医療・福祉業)などの声があった。全国は2位が「変」、3位が「戦」と「苦」だった。

 調査は11月1~28日、全国の企業経営者9109人に実施し、県内の有効回答は87人だった。