国保資格 軽減措置適用でミス 37人に追徴・還付 1月中に対象者へ通知 日置市

 2022/12/21 15:04
日置市役所本庁舎(同市ホームページより)
日置市役所本庁舎(同市ホームページより)
 鹿児島県日置市は20日、国民健康保険から後期高齢者医療に資格を移行する被保険者への軽減措置適用で誤りがあったと発表した。37人に国保税の還付や追徴が発生する。

 健康保険課によると、65歳以上75歳未満で一定の障害がある人は、後期高齢者医療の被保険者になれる。10月の点検で、資格の異動申請時の軽減措置適用について、数件の入力ミスが見つかった。2011年度までさかのぼり調べた結果、38件の誤りを確認した。

 影響額は過去10年分が対象となる還付が計105万2100円(34人)、過去3年分が対象の追徴が計2万6100円(3人)。市は1月中旬に対象者に文書で通知する。