ハプニング、4人抜き…懸命の走りに悲鳴やどよめき 全国高校女子駅伝3位の神村学園、地元から大きな拍手

 2022/12/26 09:15
テレビ画面に映る選手に応援を送る生徒=25日、いちき串木野市の神村学園
テレビ画面に映る選手に応援を送る生徒=25日、いちき串木野市の神村学園
 全国高校女子駅伝があった25日、鹿児島県いちき串木野市の神村学園では、部活動の生徒と職員約130人が、大画面越しに懸命な走りを見守った。優勝こそ逃したものの、昨年に続く3位入賞。5年連続で表彰台に立った選手を拍手でたたえた。

 1区の田島愛梨主将が終盤、足がもつれる姿が映ると悲鳴が上がり、たすきをつなぐまで祈るように応援。アンカーのケニア人留学生、カリバ・カロライン選手の4人抜きの快走には、どよめきと笑顔が広がった。ゴール後は一番の拍手が湧き起こり、選手全員の健闘をねぎらった。

 女子ソフトボール部2年竹之内蘭菜さんは「カロラインの活躍を見て、私たちも勝ちたい気持ちが大きくなった」と話した。