鹿児島県内の新成人 20歳は307人減、最少の1万3146人 18~20歳で計4万1032人

 2023/01/01 10:12
鹿児島市であった2022年の新成人の集い
鹿児島市であった2022年の新成人の集い
 鹿児島県内で2022年度に新成人となる18~20歳は、計4万1032人に上ることが分かった。成人年齢を18歳に引き下げる改正民法が22年4月に施行されたことを踏まえ、県教育委員会がまとめた。うち20歳は前年度より307人少ない1万3146人で、1988年度以降で最少となった。

 県教委によると、02年4月2日~03年4月1日生まれの20歳は、内訳が男性6478人(前年度比170人減)、女性6668人(同137人減)。03年4月2日~04年4月1日生まれの19歳は1万3176人(男性6583人、女性6593人)。04年4月2日~05年4月1日生まれの18歳は1万4710人(男性7487人、女性7223人)だった。いずれも22年10月1日現在の住民登録に基づく。

 また県教委によると、県内43市町村が1月2~9日に開催を予定する「成人を祝う式典」は、対象者を原則20歳とする。各自治体が当事者らの希望を聞くなどして決めたという。名称は「二十歳の集い」「二十歳の祝典」などが多い。