年末年始のUターンピーク、駅・空港は帰省客でごった返す 鹿児島県内

 2023/01/03 20:37
九州新幹線の改札口前で別れを惜しむUターン客ら=3日午前10時半、鹿児島市のJR鹿児島中央駅
九州新幹線の改札口前で別れを惜しむUターン客ら=3日午前10時半、鹿児島市のJR鹿児島中央駅
 年末年始を鹿児島で過ごした帰省客のUターンが3日、ピークを迎えた。新型コロナウイルス禍が続く中での3回目の年末年始は行動制限がなく、駅や空港は大きな荷物を抱えた客でごった返した。

 鹿児島市のJR鹿児島中央駅では「元気でね」と家族との別れを惜しむ姿が見られた。福岡県柳川市の公務員河野綾羽さん(36)は、家族3人で鹿児島市の実家に帰省した。「温泉や親戚の家に行き、家族とゆっくり過ごせた」と笑顔。広島県に帰るいとこを見送った同市山下小学校4年の東郷心遥(こはる)さん、弟の湊大(そうた)ちゃん(6)は「久しぶりに会えてうれしかった」と話した。

 JR九州によると、午後0時42分発博多行き九州新幹線自由席の乗車率が182%になった。霧島市の鹿児島空港では東京や大阪など都市圏に向かう便が満席になった。