宮崎県都城市の都城運動公園野球場で自主トレーニングするプロ野球中日の柳裕也投手（２８）らが１０日、池田宜永市長を表敬した。市出身でチームの選手会長も務める柳投手は「優勝はもちろん、個人的にも良い数字を残して地元に活躍を届けたい」と目標を語った。

　柳投手と一緒に自主トレするのは中日の清水達也（２３）、松木平優太（１９）、東北楽天の西口直人（２６）、松井友飛（２３）の４投手。温暖な気候や屋内練習場など充実した施設が気に入り、２回目の自主トレをしている。２５日まで練習に励む。

　柳投手は「練習環境がよくご飯もおいしい。今年もここからスタートしたい」とあいさつ。みやこんじょ大使も務めており「西口や清水は都城のおかげで好成績を残せた。年俸も上がったようなので、ふるさと納税に使うと思います」と、寄付額全国上位常連の同市をしっかりアピールした。

　都城市はスポーツ合宿に力を入れており、５投手には２０２２年発足した「都城プロ野球キャンプ協力会」などから地場産品も贈られた。

　市の高城運動公園野球場では巨人の松原聖弥（２７）、ソフトバンクの周東佑京（２６）、川原田純平（２０）の３選手が自主トレをする予定。