アパが鹿児島中央駅西口に新ホテル建設へ 10階建て157室、来年9月の開業目指す

 2023/01/13 11:15
鹿児島市船津町のアパホテル鹿児島天文館
鹿児島市船津町のアパホテル鹿児島天文館
 ホテルを全国展開するアパグループ(東京)は12日、鹿児島市西田2丁目にホテル開発の用地を取得したと発表した。「アパホテル鹿児島中央駅西口」(157室)を建設し、2024年9月開業を目指す。

 10階建て、延べ床面積2547平方メートル。客室はダブル156室、ツイン1室。隣り合う部屋をつなげて使える仕様も採り入れる。同社は「県内最大のターミナル駅で、ビジネスや観光の宿泊需要が見込める」と狙いを説明する。

 アパホテルは運営の効率化を目指し、駅前などエリアを集中して建設を進めるドミナント戦略を採用。今回の予定地近くにも13年開業のアパホテル鹿児島中央駅前がある。県内は鹿児島天文館(鹿児島市)、鹿児島国分(霧島市)と合わせて現在3棟543室を構えている。