一つだけ地面こんもり、明らかに他とは違う…採れたのは「通常の10倍」の大物

 2023/01/14 08:18
重さ10キロの巨大な自然薯=伊佐市大口曽木
重さ10キロの巨大な自然薯=伊佐市大口曽木
 鹿児島県伊佐市大口曽木の吉永茂實さん(83)の畑で、10キロの自然薯(じねんじょ)が採れた。「通常の10倍はある」という大物に吉永さんは目を丸くしている。

 吉永さんは自宅近くの畑約600坪で白菜やニンジンなどを育て、無人直売所で販売している。自然薯は長さ20メートルに2列、2022年春に植え、12月初旬から収穫を始めた。

 一つだけ明らかに大きく育ち地面がこんもりしている箇所があり、最後に採ろうと霜対策でわらをかぶせ温存。12月末に掘り出したところ、縦40センチ、横40センチ、厚さ30センチの巨大なイモが出てきた。

 「普通は1キロ程度。こんなに重いものが埋まっているとは思わなかった」と吉永さん。しばらく自宅に飾るという。