季節外れの暖かさ15日ごろまで 大学入学共通テストには雨具を 鹿児島県内

 2023/01/13 21:30
季節外れの暖かさに上着を羽織らず歩く人もちらほら=13日午前、鹿児島市東千石町
季節外れの暖かさに上着を羽織らず歩く人もちらほら=13日午前、鹿児島市東千石町
 鹿児島県内は13日、南から暖かく湿った空気が流れ込み、各地で3月下旬~4月下旬並みの暖かさとなった。最高気温は与論町で平年より5.2度高い24.3度、肝付町前田は8.6度高い21.7度など。

 鹿児島市の朝の最低気温は16.6度。平年より11.5度高く1月の観測史上最高となった。最高気温も19.9度となり、上着を羽織らずに歩いたり薄着で犬の散歩をしたりする人の姿が見られた。甲突川沿いを歩いていた甲突町の無職、大井千代子さん(88)は「いつもはフードをかぶって歩いているが、今日はなくて平気。明日は上着も脱いでいいかも」と話した。

 鹿児島地方気象台によると、15日ごろまでは南寄りの風が吹くため、季節外れの暖かさが続く予想。天気は崩れやすく、14、15日の大学入学共通テストは雨具や早めの到着が必要になりそう。