①背筋をピンッ②力を抜く③息をしっかり吐く―タイム短縮のこつ、千葉真子さんから学ぶ 鹿児島マラソン2023

 2023/01/15 11:28
千葉真子さん(右)が激励する中、走り込む参加者=14日、鹿児島市の鴨池補助競技場
千葉真子さん(右)が激励する中、走り込む参加者=14日、鹿児島市の鴨池補助競技場
 3月5日の鹿児島マラソンを前に、大会オフィシャルアドバイザーで元マラソン日本代表の千葉真子さん(46)によるランニング教室が14日、鹿児島市の鴨池運動公園であった。大会にエントリーした56人が、呼吸法など完走とタイム短縮のこつを学んだ。

 同マラソン実行委員会主催。千葉さんは長距離を走る裏技として、(1)背筋を伸ばした姿勢(2)力を抜きリラックスした腕振り(3)息をしっかり吐くことを意識した呼吸法-を挙げた。タイム短縮が目標の人は、長い距離を走る練習に加え、ダッシュなどスピード強化を取り入れることを勧めた。

 座学の後、参加者は補助競技場のトラックで5キロ走り込んだ。千葉さんが「焦らず自分のペースで」などと激励する中、思い思いのペースで駆け抜けた。

 5回目の出場となる同市武岡1丁目の警備員、徳永勤さん(72)は「自己流で走ってきたが、後半に疲れが出る。学んだことを生かして課題を克服し5時間を切りたい」と話した。

 大会は4年ぶり。フルマラソンに6396人、ファンラン(8.9キロ)に2567人がエントリーしている。

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