コロナ感染急増で献血減 安定供給がピンチ 赤十字「月末に厳しくなる恐れ」 鹿児島

 2023/01/18 10:32
【資料写真】「献血ルーム・天文館」で献血する市民ら=鹿児島市東千石町
【資料写真】「献血ルーム・天文館」で献血する市民ら=鹿児島市東千石町
 鹿児島県赤十字血液センターは、年明けに新型コロナウイルスの感染者が急増した影響で献血者が減少しているとして協力を呼びかけている。16日までの1月の計画では、400ミリリットル採血換算で337人分が不足。「このままでは月末には医療機関への血液の安定供給が厳しくなる可能性がある」という。

 センターによると、1〜16日に必要な献血者数は2014人だが、実際の献血者数は1677人にとどまった。コロナ感染者は4週間、濃厚接触者は2週間献血できない。センター担当者は「感染の影響か、継続的に献血してくれる人の協力も減っている」と明かす。

 21〜27日は鹿児島市の「献血プラザかもいけクロス」(木曜休)、「献血ルーム・天文館」(金曜休)で通常より30分遅い午後5時半まで受け付ける。献血バスの運行計画はセンターホームページに掲載。同センター=099(257)3141。

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