【詳報】インフル患者数が前々週の13倍に 鹿児島県全域に3年ぶり流行注意報、名瀬管内は警報 県「今後も増える恐れ」
2023/01/19 08:40

9~15日の1週間に県内92の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1248人で、前週(599人)の2.08倍。流行期入りの基準に達した前々週(93人)と比べると、13.42倍に増えている。
14保健所の定点医療機関当たりの患者数は、名瀬が40.60人で突出し、警報レベルの30人を超えた。鹿児島市(17.65人)、出水(17.40人)、伊集院(13人)、鹿屋(11.50人)、志布志(11人)、姶良(10.36人)の6保健所管内が注意報レベルだった。
県健康増進課は「流行期は例年1~2月がピークで、今後も患者数が増加する恐れがある」としている。感染予防として、ワクチン接種や手洗い、適度な湿度の保持、十分な休養と栄養摂取のほか、人混みへの外出を控えることを挙げる。
新型コロナウイルスとの同時流行の様相を呈しており、県は発熱時の対応について、小学生以下の子どもと妊婦、高齢者、持病がある人は発熱外来やかかりつけ医の受診を推奨。中学生~64歳の重症化リスクが低い人
はコロナキットでの自己検査を促している。
県内では、1日までの1週間の定点医療機関当たりの患者数が1人を超え、19年9月以来3季ぶりに流行期に入っている。
あわせて読みたい記事
-
新型コロナ 鹿児島県内で新たに89人感染、1人死亡
3月31日 16:08 -
「新婚さん、3世代世帯いらっしゃい」県営住宅の入居対象を拡大 鹿児島県、子育て支援策3月31日 14:30
-
大人も子どもも「自転車乗るならヘルメットを」 4月から全年齢で努力義務化 鹿児島県警が呼びかけ3月31日 13:41
-
訪問介護報酬163件30万円を不正請求 南さつまの事業所を3カ月の指定停止3月31日 13:15
-
包丁持って郵便局へ 「金を出せ」5万5000円奪う 自転車で逃走、15分後に現行犯逮捕 都城3月31日 10:50
-
鹿児島県議選が告示、定数51に77人が立候補届け出(午前9時現在) 4月9日投開票3月31日 10:16