開業120年おめでとう…鹿児島県内最古の木造駅舎「大隅横川」「嘉例川」で記念イベント 鉄道ファンでにぎわう

 2023/01/19 15:00
JR大隅横川駅のホームで列車を見送る“一日駅長”=15日、霧島市横川町中ノ
JR大隅横川駅のホームで列車を見送る“一日駅長”=15日、霧島市横川町中ノ
 鹿児島県内で最も古い木造駅舎として知られる霧島市のJR肥薩線大隅横川駅(横川町中ノ)と嘉例川駅(隼人町嘉例川)で、15日の開業120周年を祝う記念イベントがあった。

 大隅横川駅周辺は14、15日、出店が並び家族連れやカメラを抱えた鉄道ファンでにぎわった。14日は関係者ら約50人の祝賀会もあった。15日は35年ぶりに“駅長”が復活。制服を着た「一日駅長」が笑顔で列車を見送った。

 嘉例川駅では15日、地元の中福良小学校児童が、同駅が登場する「嘉例川だより」を元気に合唱した。地元産の肉厚なシイタケ焼きが「香ばしくておいしい」と人気を集めた=同下。

 両駅は1903(明治36)年1月15日、隼人-横川開通と同時に開業した。