寒風に揺れるスイセン見頃 きょう「大寒」 来週は今年一番の寒さに

 2023/01/20 08:30
寒風の中、鮮やかに咲き誇るスイセンの花=19日午前、鹿児島市の県立吉野公園
寒風の中、鮮やかに咲き誇るスイセンの花=19日午前、鹿児島市の県立吉野公園
 20日は二十四節気の「大寒」。1年で寒さが最も厳しい頃とされる。鹿児島市の県立吉野公園では19日、スイセンの白と黄色の花が冷たい風に揺れていた。

 同市吉野町の上口ひかりさん(31)は長男凌央くん(1)と散策中。「白くて小さいところがかわいらしい。春を思わせる花なので早く暖かくなってほしい」と話し、見入っていた。

 同園によると、約5万株が育つ「なごみの庭」では昨年12月から咲き始め、現在2割ほど。見頃は2月中旬まで続く見通しという。

 鹿児島地方気象台によると、県内の平均気温は23日まで平年並みか高いが、24日から寒波が到来し今年一番の寒さになる見込み。