パリっ子も認めた日本のお茶 仏の品評会で鹿児島の2社がグランプリ

 2023/01/25 12:10
授賞式で記念撮影をする鹿児島堀口製茶の堀口大輔社長(中央)=16日、フランス・パリ(同社提供)
授賞式で記念撮影をする鹿児島堀口製茶の堀口大輔社長(中央)=16日、フランス・パリ(同社提供)
 ヘンタ製茶(霧島市)と鹿児島堀口製茶・和香園(志布志市)が、フランスのパリで開かれた日本茶品評会「ジャパニーズ・ティー・セレクション・パリ」で、煎茶普通蒸し部門とフリー部門でそれぞれ最高賞のグランプリを獲得した。両社は「輸出拡大に向け弾みになる」と喜んでいる。

 煎茶普通蒸し、煎茶深蒸し、玉緑茶、玉露・手もみ茶、抹茶、フリー(ほうじ茶やフレーバーティーなど)の6部門に、日本全国から230点が出品。16日に最終審査会があった。

 ヘンタ製茶の「霧島有機煎茶」は3種類の茶葉をブレンド。海外向けにまろやかで適度な渋みが感じられる商品に仕上げた。鹿児島堀口製茶・和香園の「カクホリ 紅茶べにふうき」はマスカットのような香りと甘みのある優しい風味が特徴。

 ヘンタ製茶の邉田孝一社長(60)は「霧島茶を世界に広めるきっかけにしたい」。鹿児島堀口製茶の堀口大輔社長(40)は「紅茶世界4大産地を目指し、国内外に向けて和紅茶の魅力を伝え続ける」と話した。

 品評会は2017年、日本茶市場拡大を目的に始まった。フランス人シェフやバイヤーらが審査員を務め、味と香り、茶の水の色を評価した。