JR九州が建設中の鹿児島中央駅西口新ビル、名称は「JR鹿児島中央ビル」に 山形屋ストアなど入店し4月開業 「鹿児島中央ビル」との混同注意

 2023/01/26 21:20
4月に開業するJR鹿児島中央ビルのイメージ図(JR九州提供)
4月に開業するJR鹿児島中央ビルのイメージ図(JR九州提供)
 JR九州は26日、鹿児島市武1丁目の鹿児島中央駅西口に建設中の11階建て商業オフィス複合ビルの名称を「JR鹿児島中央ビル」とし、4月に開業すると発表した。1~3階の商業フロアには山形屋ストアやフィットネスクラブ、クリニックが入り、駅との接続通路や高架下も含め新たに16店がオープンする。

 開発敷地は約9500平方メートル。うち6500平方メートルを1期として、複合ビルと240台収容の立体駐車場を整備する。2018年度着工の方針だったが、県の新総合体育館の整備構想が浮上し中断。県の西口地区での建設断念を受け、21年11月に着工した。2期はマンションを建設する予定。

 ビルの延べ床面積は3万1870平方メートルで、駅と2階デッキで連結する。1階は山形屋ストアと100円ショップ「キャンドゥ」、2階に光学堂や眼科、整体など6店、3階には4クリニックが入る。接続通路に英会話スクールやカフェバーなど3店、高架下にコメダ珈琲店が出店する。既存のビックカメラやぐるめ横丁を含む一帯を「AMU WE」と名付けた。

 4~10階はオフィスフロアで、11階は空調設備などが入る。72時間供給できる非常用発電機を備え、4階にビルで働く人専用のラウンジを設ける。

 古宮洋二社長は会見で「鹿児島中央駅と直結しており、ビジネス需要は高い。商業フロアは既存ビルとは違う店舗が入り、一帯でバランスよく開発できている」と話した。

■似た名称「特に考えていなかった」

 JR鹿児島中央駅西口の新ビルの名称は「JR鹿児島中央ビル」。一方、鹿児島市山之口町には「鹿児島中央ビル」や「中央ビル」の呼び名が定着している「鹿児島中央ビルディング」がある。名称が似ているため、訪れる県外客などが混乱しないよう注意が必要そうだ。

 鹿児島中央ビルディングは1976年に完成。地上11階、地下2階建てで、地下1階に飲食店街、1階に鹿児島銀行の店舗などがある。4~11階はオフィスフロアで、全体で約50社が入っている。

 JR鹿児島中央ビルも地上11階。4~10階にオフィスが入る。JR九州広報部は「鹿児島中央駅前のシンボルとして名前を付けた。名称が似ていることについて特に考えてはいなかった」と話している。