インフルエンザ患者が5週ぶり減少、82%は19歳以下 鹿児島県内

 2023/01/28 14:00
【資料写真】子どもの患者を診察する医師(左)=鹿児島市の「かごしまたんぽぽ小児科」
【資料写真】子どもの患者を診察する医師(左)=鹿児島市の「かごしまたんぽぽ小児科」
 鹿児島県は27日、92定点医療機関から16~22日の1週間に報告されたインフルエンザ患者数が894人だったと発表した。前週より354人少なく、5週ぶりに前週を下回った。

 患者894人のうち10歳未満は461人で過半数を占める。10代が269人で続き、19歳以下が全体の82%に上る。

 1定点当たりの患者数は9.72人。保健所別では名瀬(18.20人)が最も多く、出水(16.00人)、鹿児島市(13.61人)と続く。12定点の入院患者(16~22日)は3人で、前週より3人減った。

 県は、27日までの1週間に鹿児島市と徳之島町の計3小中学校でインフルエンザによる学年・学級閉鎖があったことも明らかにした。