コロッケだと思って食べたらギョっと驚く 高校生が鹿児島の特産品をアレンジ、その名も「いおコロ」とは

 2023/01/28 15:00
鹿児島南高校の生徒が開発した「いおコロ」(田中かまぼこ店提供)
鹿児島南高校の生徒が開発した「いおコロ」(田中かまぼこ店提供)
 見た目はコロッケ、味はさつま揚げ-。鹿児島市の鹿児島南高校の3年生9人が、姶良市のかまぼこ店と協力して一風変わったさつま揚げを開発した。「いおコロ」と名付け、2月に鹿児島市であるイベントで販売する。

 同校が2010年から取り組む授業「課題研究」の一環。田中かまぼこ店と協力し、さつま揚げに使う魚のすり身にパン粉の衣をつけて揚げた。

 鹿児島弁のいお(魚)とコロッケのような見た目から命名された商品には、ほかに県産サツマイモや一味を練り込んだ変わり種もある。食べやすいように団子状に仕上げている。3個入り150円。

 2月19日に鹿児島市のアミュ広場であるイベントには、いおコロ200個に加えて、卒業生がケーキハウスSin(霧島市)と開発したプリンやムースなど計600個も用意する。山下愛香里さんは「積極的に声をかけて、自慢の逸品をたくさんの人に食べてもらいたい」と話した。