今季の桜島大根、最重量は何キロ? コンテストに大物ずらり 総合部門は見た目も重要

 2023/01/29 08:37
総合部門で優勝した大野勤さん=鹿児島市桜島横山町の道の駅「桜島」火の島めぐみ
総合部門で優勝した大野勤さん=鹿児島市桜島横山町の道の駅「桜島」火の島めぐみ
 桜島大根の出来栄えを競う第23回「世界一桜島大根コンテスト」が28日、鹿児島市桜島横山町の道の駅「桜島」火の島めぐみ館であった。色や形状、重量を審査する総合部門は大野勤さん(74)=桜島白浜町=が、重量部門は27.3キロを出品した枦元俊一さん(65)=桜島二俣町=がそれぞれ優勝した。

 県内外から40点の出品があった。事務局によると、昨年9月の台風の影響を受けながらも、見た目がきれいで大きなものがそろった。

 大野さんは3年ぶり2回目の優勝。昨年2連覇を果たした兄の学さん(79)が優勝すると思っており、予想外の結果に「台風で半分がだめになったが、1月の寒さで大きく育った」と喜んだ。学校と幼稚園・保育園部門は桜島中学校と桜峰幼稚園が1位に輝いた。

 めぐみ館の感謝祭もあり、火の島太鼓の演舞や桜島大根の重量当てなどで盛り上がった。入賞した15点は29日、天文館ベルク広場のイベントでお披露目される。