秋元康さんプロデュース「ブルーベリーソーダ」でメジャーデビュー、大平くるみさん「いろんな役に挑戦したい」 高校卒業後は芸能活動に専念

 2023/01/29 15:24
大平くるみさん
大平くるみさん
 TBSのオーディション番組「私が女優になる日 シーズン2」(MBC、土曜深夜)で、鹿児島市の高校3年生、大平くるみさん(18)が俳優を目指し奮闘している。昨年はドラマ出演を果たし、秋元康さんがプロデュースするユニット「ブルーベリーソーダ」でメジャーデビューした。

 番組は深夜の帯ドラマ主演を選出するプロジェクトで、秋元さんが総合プロデューサーを務める。コロナ下、よくドラマを見ていたという大平さんは「自分も出てみたい」と昨年1月、応募。5500人が挑んだ選考で、最終審査に進出。演技対決や視聴者投票を経て8月、準グランプリに選ばれた。

 10~12月放送のドラマ「差出人は、誰ですか?」には、主人公のクラスメート役で出演した。「たくさんの人に応援してもらい、頑張ろうという気持ちになった。ドラマでは緊張して顔もこわばってしまったが、周りの先輩にいろんなことを教えてもらい、撮影が毎日楽しかった」と振り返る。

 「ブルーベリーソーダ」はオーディションに勝ち残った7人で結成、「私が女優に~」のエンディング曲「天使が通る」を歌う。同番組で引き続き芸能人としての魅力アップを図る、さまざまな企画に挑戦している。30日は「CDTVライブ!ライブ!」(MBC、午後7時)に出演予定。

 大平さんは今春、卒業後に上京し芸能活動に専念する。「いろんな役に挑戦し、演技力を上げていきたい。鹿児島の人に顔と名前を覚えてもらいたい」と抱負を語った。

【略歴】おおひら・くるみ 2004年指宿市生まれ。鹿児島市在住。田辺エージェンシー所属。憧れの俳優は杉咲花。