奄美の砂浜に「猛毒クラゲ」50匹漂着 刺されると強い腫れや痛みが長時間、死んだ個体も要注意

 2023/02/01 08:48
漂着したカツオノエボシ=31日、奄美市名瀬の大浜海浜公園
漂着したカツオノエボシ=31日、奄美市名瀬の大浜海浜公園
 鹿児島県奄美市名瀬の大浜海浜公園の砂浜で31日、クダクラゲの仲間で強い毒を持つ「カツオノエボシ」が約50匹漂着しているのが見つかった。大きさ1~4センチ、透明でギョーザのような形。触手に刺されると強い腫れと痛みが長時間続き、アナフィラキシーショックを起こすこともある。死んだ個体にも刺される。

 普段は沖合にいるが、風や波で流されたとみられる。市などが回収したが、漂着が続く可能性があるとして触れないよう注意を呼びかけている。