海自鹿屋基地内で大麻所持 元自衛官の女の刑猶予 「今回に限り更生期待」

 2023/02/01 14:49
 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)隊舎内で大麻を所持したとして、大麻取締法違反の罪に問われた元自衛官の女(20)の判決公判が31日、鹿児島地裁鹿屋支部であり、西功裁判長は懲役6月、執行猶予3年(求刑懲役6月)を言い渡した。

 西裁判長は判決理由で「事実を認めて反省の態度を示し、前科前歴もない」などと指摘。「今回に限り社会内での更生を期待する」として執行猶予を付けた。

 判決によると、女は2022年11月、同基地内の居室で、大麻を含む植物片約1.138グラムと、同種の植物片約0.23グラムを含む紙巻きたばこ様のもの1本を所持した。