インフルエンザ患者が2週連続で減少 半数は10歳未満、82%が19歳以下 鹿児島県内

 2023/02/04 07:11
【資料写真】子どもの患者を診察する医師(左)=鹿児島市の「かごしまたんぽぽ小児科」
【資料写真】子どもの患者を診察する医師(左)=鹿児島市の「かごしまたんぽぽ小児科」
 鹿児島県は3日、92定点医療機関から1月23〜29日に報告されたインフルエンザの患者数が762人だったと発表した。前週より132人少なく、2週連続で減少した。

 1定点当たりの患者数は8.28人。保健所別では徳之島(28人)が最も多く、名瀬(15.40人)、志布志(11.80人)、鹿児島市(11.74人)と続く。12定点の入院患者は7人で、前週から4人増えた。

 患者762人のうち、約半数の388人は10歳未満。19歳以下が全体の82%を占めている。

 県は今月3日までの1週間に、鹿児島市と薩摩川内市、奄美市、徳之島町の小中高6校でインフルエンザによる学年・学級閉鎖があったことも明らかにした。