ローザンヌ国際バレエ、田辺陽奏さん(鹿児島市出身)最終選考へ 県内から初めて「夢みたい」

 2023/02/04 12:21
田辺陽奏さん(2020年撮影、ヒグチバレエスタジオ提供)
田辺陽奏さん(2020年撮影、ヒグチバレエスタジオ提供)
 若手バレエダンサーの登竜門、第51回ローザンヌ国際バレエコンクールの本選が3日、スイス西部ローザンヌで開かれ、同国北部チューリヒのバレエ学校に留学中の田辺陽奏(はるか)さん(18)=鹿児島市出身=ら日本の4人が4日の最終選考に進んだ。

 田辺さんが所属するヒグチバレエスタジオ(同市)によると、県内からの決選進出は初めて。交流サイト(SNS)を通じ「夢みたいですごくうれしい。(最終選考も)楽しんで踊りたい」と連絡があった。

 今年の最終選考には計22人が進出。この中から11人の入賞者が選ばれ、世界各地の名門バレエ学校やバレエ団で1年間研修する資格と生活費が授与される。

 他の3人はドイツ東部ドレスデンのバレエ学校に留学中の井嶋奏太さん(18)=千葉県八千代市出身、大阪府箕面市の宮崎圭介さん(15)、東京都大田区の斎藤杏さん(15)。