ギョーザ購入額、鹿児島市が4位に躍進 1位は2年連続で宮崎市 2022年

 2023/02/08 11:31
 総務省が7日発表した2022年家計調査で、宮崎市の1世帯(2人以上)当たりのギョーザ購入額は4053円となり、2年連続で全国1位に輝いた。宇都宮市(3763円)と浜松市(3434円)が2、3位。4位には鹿児島市(2999円)が前年の8位から躍進した。

 家計調査は都道府県庁所在地と政令市で実施。スーパーなどで購入した持ち帰りの生ギョーザと焼きギョーザが対象で外食と冷凍品は含まない。

 宮崎県は具となる豚肉やキャベツ、ニラの生産が全国屈指の規模。宮崎市では飲食店による「市ぎょうざ協議会」が発足し、各店の味を楽しめるイベントなどで消費拡大を図っている。

 7日は宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港で、関係者らがギョーザを模したくす玉を割り祝った。同協議会の渡辺愛香会長は「市民、県民のおかげ。V3狙って頑張りたい」と話した。

 鹿児島市は前年より約500円上げての4位。県内の24社でつくる「鹿児島ぎょうざ協議会」の役員、川原健司さんは「大躍進でうれしい反面、日本一への壁は高い」。全国18位の購入頻度を課題に挙げ、「鹿児島ギョーザの魅力をアピールしていきたい」と話した。

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