鹿児島県は９日、新型コロナウイルスの感染者５３３人を確認したと発表した。２３日連続で前週の同じ曜日を下回った。死者は４日ぶりに確認されなかった。

　県は９日、入院患者数が減少傾向にあるとして、病床確保のフェーズ（７段階）を上から２番目の「緊急Ⅰ」から「一般５」に１段階引き下げた。フェーズ変更に伴い、病床数は１６８減の５０４床になった。

　新規感染者の医療圏別は鹿児島２１１人、川薩、姶良・伊佐７２人、南薩６５人、出水４６人、肝属３３人、奄美１８人、曽於１３人、熊毛３人。年代別は１０代が９０人と最も多く、１０歳未満８０人、３０、４０代７２人と続く。フォローアップセンターでの感染確定者は２３人。

　県内の累計感染者は４３万２９８４人になった。入院のうち重症３人、酸素投与が必要な中等症は５５人。病床使用率は前日比２．２ポイント増の４０．７％（重症用１１．１％）。