鈴かけ馬16頭が練り歩く…12日に鹿児島神宮初午祭 3年ぶり人数制限なしで開催

 2023/02/11 14:29
(資料写真)初午祭で軽やかにステップを踏む鈴かけ馬=霧島市隼人の鹿児島神宮
(資料写真)初午祭で軽やかにステップを踏む鈴かけ馬=霧島市隼人の鹿児島神宮
 南九州に春の訪れを告げる伝統行事「初午(はつうま)祭」が12日、霧島市隼人の鹿児島神宮一帯で開かれる。3年ぶりに人数制限がない通常開催で、鈴かけ馬16頭と約1400人の踊り連が練り歩く。露店や電子スタンプラリーもある。

 五穀豊穣(ほうじょう)や畜産振興を祈願する祭りで例年10万人の見物客が訪れる。新型コロナウイルスの影響で2年前は御神馬(ごしんめ)1頭のみ、昨年は6頭の参加だった。鈴かけ馬の奉納は午前9時半から約15分間隔で出発する。

 一帯は午前8時から午後4時半まで、歩行者専用道路となる(神宮参道は午後6時まで)。周辺11カ所に約1800台分の駐車場を設ける。実行委員会は公共交通機関の利用を呼びかけている。実行委(市観光PR課)=0995(64)0895。