「生き方に悩む独身女性に読んでほしい」 バツイチ・子なしのフリーライターが移住体験エッセーを出版 ウェブで人気に

 2023/02/11 21:00
自著を持つ藤原綾さん=霧島市霧島永水
自著を持つ藤原綾さん=霧島市霧島永水
 鹿児島県霧島市霧島永水に住む編集者・ライターの藤原綾さん(44)が、東京からの移住体験をつづったウェブエッセー「女フリーランス・バツイチ・子なし 42歳からのシングル移住」(集英社)を出版した。藤原さんは「霧島に移住して、人生の“本来の豊かさ”を手に入れた」と話している。

 2021年9月に越してきた。1年半が過ぎた現在も月に1度は仕事で東京に行くが、「霧島生活が長くなればなるほど東京が息苦しく感じる」とこぼすほど、ここでの暮らしが気に入っている。

 エッセーは、移住を思い立った経緯や、移住先や物件探し、移住後の暮らしなどを現在進行形で書いた。集英社のウェブメディア「よみタイ」に、21年7月から1年間連載。人気を博し、書籍化されることになった。

 出版に当たり一部を加筆修正したが、ほとんど当時のまま。毎日の温泉や、お気に入りの野草茶、畑との格闘、ご近所付き合い。東京に住んでいたころより“豊か”になった生活が生き生きと描かれている。移住の“先輩”や市の地域政策課へのインタビューもある。

 藤原さんは「今後の生き方に悩む独身女性、都会に疲れ移住を考えている人、そして霧島の人に読んでほしい」。B6判256ページ、1650円。