鹿児島県は１１日、新たに３８６人の新型コロナウイルス感染者と２人の死亡を確認したと発表した。新規感染者は前週の同じ曜日より２２８人少なく、２５日連続で前週を下回った。

　亡くなった２人のうち、１人は鹿児島市在住でコロナ感染後に入院していた。もう１人の年代や死因は非公表。死者の累計は８４１人になった。

　新規感染者の医療圏別は鹿児島１６７人、姶良・伊佐５７人、川薩４９人、出水４２人、南薩２８人、肝属２７人、曽於１１人、奄美５人。熊毛はゼロだった。感染者が確認されなかった医療圏は、昨年１１月１日の熊毛以来。

　年代別では１０歳未満の７０人が最多で、３０代の６０人、４０代の４９人と続いた。フォローアップセンターでの感染確定者は２６人、みなし陽性は１人だった。

　県内の累計感染者は４３万３８５８人になった。入院のうち重症２人、酸素投与が必要な中等症４６人。病床使用率は前日比１．６ポイント減の３７．１％だった。