宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は１４日、南種子町の種子島宇宙センターから１５日に予定していた新型基幹ロケット「Ｈ３」の打ち上げを、１７日午前１０時３７〜４４分に延期すると発表した。「１５日の気象状況が整わないため」としている。延期は3回目。予備期間は３月１０日まで。

　１号機は当初２月１２日に打ち上げ予定だったが、悪天候で１月下旬のＨ２Ａロケット４６号機の打ち上げが１日延びた影響で、１日延期した。さらに、風向きに応じて飛行計画を更新するシステムに不具合が見つかり、再延期した。