81日ぶりに病床使用率3割切る、病床確保フェーズ1段階引き下げ 新たに327人感染(医療圏別:鹿児島146、姶良・伊佐48、南薩34、出水25、川薩22、肝属21、熊毛12、奄美11、曽於8)1人死亡 新型コロナ・鹿児島16日発表

 2023/02/16 21:05
 鹿児島県は16日、新たに327人の新型コロナウイルス感染者と1人の死亡を確認したと発表した。新規感染者は前週の同じ曜日より206人少なく、30日連続で前週を下回った。病床使用率は前日比1.6ポイント減の28.7%で、昨年11月27日以来81日ぶりに30%を下回った。

 県は16日、入院患者数が減少傾向にあるとして、病床確保のフェーズ(7段階)を上から3番目の「一般5」から「一般4」へと1段階引き下げた。病床数は82減の426床になった。

 亡くなったのは入院中だった70代男性で、死因はコロナ。死者の累計は856人になった。

 新規感染者の医療圏別は鹿児島146人、姶良・伊佐48人、南薩34人、出水25人、川薩22人、肝属21人、熊毛12人、奄美11人、曽於8人。年代別では40代の52人が最多で、10代の48人、30代の43人と続いた。

 フォローアップセンターでの感染確定者は22人、みなし陽性は1人だった。県内の累計感染者は43万5458人になった。入院のうち重症1人、酸素投与が必要な中等症29人。