レイザーラモンRG(野鳥の会会員)が「住みます芸人になりたい」と言い切った…出水の魅力を身をもって体験

 2023/02/17 15:00
出水での野鳥観察について話すレイザーラモンRGさん(左)と菅原貴徳さん=出水市のマルマエ音楽ホール
出水での野鳥観察について話すレイザーラモンRGさん(左)と菅原貴徳さん=出水市のマルマエ音楽ホール
 ツル越冬地が、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に登録されている鹿児島県出水市は11日、シンポジウムをマルマエ音楽ホールで開いた。世界湿地の日(2月2日)を記念した「出水バードフェスタ」の一環。お笑い芸人・レイザーラモンRGさん(吉本興業所属)らが、バードウオッチングの視点から体感した出水の魅力をアピールした。

 RGさんは2005年から日本野鳥の会会員。ユーモアを交えながら、タクシーの中から間近にツルが見られた驚きや、市街地に近い米之津川沿いを10分歩いただけで猛禽(もうきん)類のチョウゲンボウなど珍しい鳥を観察できた体験を披露。「出水の住みます芸人になりたい。世界中からうらやましがられる街に住んでいることに誇りを持って」と呼びかけた。

 国内外をフィールドに活躍する野鳥写真家・菅原貴徳さん(32)は「山並みを背景にツルを一日中撮影できるスポットとして貴重」と強調。冬に大陸から渡ってくるミヤマガラスなどを例に挙げ、「ツル以外にも視野に入ってくる野鳥の種類が多く楽しめる」と指摘した。