新型ロケット「H3」打ち上がらず 固体ロケットブースター着火せず 種子島宇宙センター
2023/02/17 10:44

メインエンジンの煙を吹き出すH3ロケット1号機=17日午前10時38分、南種子町の種子島宇宙センター
JAXAによると、メインエンジンは着火したが固体ロケットブースターはしなかった。状況確認には時間がかかる見通し。
H3は現在運用中のH2Aロケットの後継機で、使い捨て型の液体燃料ロケット。H2Aと比べて推力を1.4倍にして衛星打ち上げ能力を向上させ、静止軌道に6.5トン以上の衛星を投入できる。低価格化を進め、打ち上げ費用は半額となる約50億円を目指していた。
1号機は全長57メートル、直径5.2メートル、重さ422トン(衛星含まず)。LE9を2基、固体ロケットブースター2基を使用した。地球観測衛星「だいち3号」を搭載。主に被災地把握や火山監視に役立てる光学衛星で、新たに藻場の分布状況調査などにも利用する。
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