(詳報)【第70回鹿児島県下一周駅伝】第1日は日置が日間優勝

 2023/02/19 06:30
一斉にスタートする12地区の選手たち=18日午前9時、鹿児島市のみなと大通り公園
一斉にスタートする12地区の選手たち=18日午前9時、鹿児島市のみなと大通り公園
 第70回の記念大会となる、鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会は18日、鹿児島市役所前をスタートした。12地区のランナーが早春の薩摩・大隅路を駆け抜け、5日間583キロにわたって熱戦を繰り広げる。初日は南さつま市までの11区間128.9キロで争われ、日置が姶良、鹿児島との三つどもえを制して日間優勝を飾った。ゴールタイムは6時間46分36秒。

 トップと2分48秒差で姶良が2位、さらに52秒差で鹿児島が続いた。以下は肝属、川辺、川薩、出水、熊毛、大島、指宿、曽於、伊佐の順だった。

 首位・姶良と19秒差の3位でたすきを受けた日置は2キロ付近でトップに立ち、後続との差を広げてフィニッシュ。A級は姶良、B級は日置、C級は熊毛がリード
を奪った。

 第2日は19日、南さつま市から出水市までの10区間112.5キロで競われる。節目の大会に当たり、次代を担う中学生ランナー12人がスタートを切る特別区が設けられ、特別1区につなぐ。